5月28日をもちまして、おかげさまで「粉と水」は 創業30周年 を迎えることができました。これまで支えてくださったすべてのお客様、スタッフ、そして家族に心から感謝申し上げます。
青空のオープン初日
30年前のこの日は日曜日。五月晴れの青空の下、午前11時半の開店から続々とお客様にご来店いただいた光景は、いまでも鮮明に思い出されます。
両親への感謝
当時28歳だった私が独立できたのは、何よりも両親の支えがあったからこそ。資金の面でも背中を押してくれ、信じて助けてくれた両親の存在は、今も私の原動力です。
バイトスタッフとの絆
一人ではお店を回せません。これまで多くのアルバイトスタッフが力を貸してくれました。中には卒業後もずっと連絡を取り合う“家族”のような仲間もいて、先日も駆けつけてくれたその姿に胸が熱くなりました。
長年の常連さまへの感謝
創業当初から通い続けてくださるお客様もいらっしゃいます。まるで家族のように温かいお付き合いをさせていただき、どれほど励まされ、勇気づけられたか言葉では言い尽くせません。
乗り越えてきた数々の試練
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売上低迷:開業間もなく売上が落ちた時期も、試行錯誤を重ねて少しずつ立て直してきました。
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震災の影響:店舗は無事でしたが、外出自粛で大きく売上が減少。そのとき支えてくださったのも、常連の皆さまです。
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コロナ禍:休業や時短営業を余儀なくされた中、テイクアウトで励ましてくださったのは、やはりお客様でした。
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物価高騰:仕入れ価格が2~3倍に跳ね上がる中でも、頑張り続けられたのは家族や常連さんの存在があったからこそ。
更新を悩んだ店舗の家賃契約も、妻や常連の声に背中を押されて継続を決意。これから先も、お客様に感謝を返し続けられる店でありたいと思っています。
これからも感謝を胸に
「飲食店は、食を提供する場所であると同時に、感謝をもらい感謝を返す場所」──この10年、20年、30年と変わらない想いです。これまで出会えたすべての方々がいたからこそ、今日を迎えられました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
また店頭で、笑顔と美味しい鉄板料理を囲ってお会いできるのを楽しみにしております。
— 店長・蜂谷正直 —
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