田んぼの向こうに怪火が並んでいた。「キツネの嫁入り」の記憶|津田沼 粉と水

不思議
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夏に涼む、子供時代の記憶②

田んぼの向こうに、
怪火が並んでいた。

ばぁちゃんの言葉を、思い出した夜。

天気雨、というものがありますよね。空は晴れているのに、なぜか雨が降っている。

子供の頃、ばぁちゃんに「キツネの嫁入りだよ」とよく言われたのを覚えています。晴れているのに雨が降るなんて、まるでキツネに化かされているみたいだから——そういう意味だそうです。夏休みによく見た気がします。

もうひとつ、ばぁちゃんに教わったことがありました。

怪火の行列——怪火とは、俗に言う火の玉のことです。

「小さい火が列をなして光っているのを見たら、それもキツネの嫁入りだよ」と言われました。子供心に「まさかそんなことあるわけないよ」と、半分笑って聞いていました。

すっかりその話も忘れた頃——小学生のある日、少し遊んで帰りが遅くなったことがありました。

夜の田んぼに並ぶ火の光

田んぼの向こうに、小さな火が一列に並んで揺れていました。

その瞬間、前にばぁちゃんに言われた「キツネの嫁入り」を、はっきりと思い出しました。

実に不思議な光景でした。その場所は民家も何もない、奥には林しかないような場所。だから、灯りの見間違いというわけでもないんです。あの田んぼに並んだ光の列は、今でもはっきり覚えています。

少し涼めましたか?

ばぁちゃんの言葉は、今でも夏になると思い出します。

不思議な話の後は、鉄板の温かい灯りの下で🍺

鉄板割烹バル 粉と水

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