【エイプリルフール】今年ボツになった没ネタ3選を大公開|粉と水

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昨日、エイプリルフールのネタを投稿しました。

読んでいただいた方、ありがとうございます。

実は毎年、エイプリルフールのネタを考えるとき、ボツになったアイデアがいくつも出てきます。今年も「これは面白い!」と思いながら、諸事情で没になったネタが3つありました。

供養の意味を込めて、ここで大公開します。

没ネタ①「お好み焼き型隕石、地球に接近。ヘラでひっくり返せ。」

宇宙から巨大なお好み焼き型の隕石が地球に迫ってくる。科学者も軍も手の打ちようがない。そのとき立ち上がったのが、一人の鉄板職人だった——。

タイトルは「THE FLIP / THE IRON PLATE WILL RISE.

全米が泣いた感動超大作の設定まで考えました。ヘラを掲げた民衆が橋の上に集結し、力を合わせて隕石をひっくり返すクライマックス。完璧なストーリーだと思っています。

──ここで少し、タイトルの解説をさせてください。

「THE FLIP(ザ・フリップ)」には、実は3つの意味が込められています。

ひとつめは、お好み焼きをヘラで「ひっくり返す」動作のこと。英語で flip と言います。うまくひっくり返せるか——それがお好み焼き作りにおける最大のクライマックスです。

ふたつめは、映画的な「大どんでん返し」。物語の展開がガラッと変わることを “Flip” や “Plot Flip” と表現することがあります。「全米が泣いた感動巨編に見せかけて、実はただのお好み焼きだった」というこのネタ自体のひっくり返りも、ここに含まれています。

みっつめは、スラングの “Flip out”。「正気を失う」「ぶっ飛ぶ」という意味です。巨大なお好み焼きが空から降ってくるという、完全に正気を失った状況を表現しています。

そしてサブタイトルの「THE IRON PLATE WILL RISE.」は直訳すると「鉄板が、立ち上がる。」。映画風に意訳すれば「鉄板が逆襲を始める」「鉄板の時代がやってくる」——無駄に壮大です。

我ながら、よく考えたと思っています。

ボツになった理由:「どう考えても映画が作れない、制作予算がない……」

予告は作ったよ(笑)

没ネタ②「ヘラ型スマホ、登場。」

薄型・軽量・AI搭載。しかも鉄板に使えます。

「iHera / Revolutionize the Flip.」というキャッチコピーで、プレゼンの舞台に立つ男のビジュアルまで用意しました。温度センサー搭載、AI焼き加減アシスト機能付き。もちろんお好み焼きをひっくり返せます。

ボツになった理由:「デカすぎる」

没ネタ③「純喫茶ブーム到来。もんじゃ味のメロンソーダ、発売。」

昭和レトロな純喫茶の雰囲気の中、グラスに注がれる緑色のソーダ。バニラアイスが乗って、小さなヘラが刺さっている。メニューには「メロンもんじゃ」の文字。

…美味しそうかどうかは、正直わかりません。でも、ビジュアルだけは完璧でした。

ボツになった理由:「飲みたくない」

■ 来年に向けて

3つとも、我ながらよくできたと思っています。

ただ、飲食店のエイプリルフールはバランスが難しい。「面白い!」と笑ってもらいながら、お店のことも覚えてもらう。その着地点を毎年探しています。

来年はもっとすごいネタを考えます。乞うご期待。

——ということで、今日から通常営業に戻ります。
次回の更新もお楽しみに。


店主より

没ネタって、作った本人が一番愛着を持っているんですよね。特に「THE FLIP」は我ながら傑作だと思っています。ヘラで隕石をひっくり返す、これ以上ないストーリーじゃないですか。しかも「ひっくり返す」「どんでん返し」「正気を失う」と三重の意味まで込めました。誰か映画化してくれないかな。予算さえあれば。来年のエイプリルフールも全力で考えます。どうぞお楽しみに!

鉄板のように熱く、情熱的!「粉と水」の店長です。