夏に涼む、子供時代の記憶③
「何か触ってきた!」
用水路で起きたこと。
あの時、助けてくれたのは何だったんだろう。
子供の頃、いつも近くの田んぼにザリガニを取りに行っていました。
その日は近所のマコちゃんと出かけたのですが、あまりザリガニがいなくて、場所を田んぼの用水路に変えたんです。
結構深い用水路で、長い網を水路に入れてすくっていたのですが——突然、マコちゃんが水路に落ちてしまいました。
水路は深く、マコちゃんは立つことができませんでした。焦った自分は、周りに大人がいないか見渡しましたが、誰もいない。
できることといえば、ザリガニ取りで使っていた網の棒を伸ばすことだけでした。
もちろんそれだけでは助けられず、どうにか足の踏み台になる場所を探していたときです。
マコちゃんが「何か触ってきた!」と叫びました。
よくわからなかったけれど、その時は必死で、網の棒をつかんでもらい、足の踏み台になるところまで引っ張って、どうにか立ち上がれる場所まで導いて引き上げました。
二人とも泥で真っ黒。帰ったら怒られるかな……と思ったけど、なぜか全然怒られませんでした。
あとから、あの用水路で「何かが触った」ってなんだったんだろうと、ずっと考えていました。
もしかして……
あれが何だったのか、今でも分かりません。
不思議な話の後は、鉄板の温かい灯りの下で🍺
鉄板割烹バル 粉と水
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