津田沼の宴会居酒屋に密着。20人超えの夜、裏側で何が起きていたか

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9月に入ると、少し風の感じが変わる。真夏の熱気がほんの少しだけやわらいで、夜の外食がまた楽しくなる季節です。そしてこの時期から、宴会のご予約もじわじわと増えてきます。職場の打ち上げ、友人グループの集まり、家族の節目のお祝い――。「みんなで囲んで食べたい」という気持ちが動き始めるのが、ちょうど秋の入り口あたりなんですよね。

今回は、そんな20人超えの宴会があった一日に密着して、津田沼の鉄板居酒屋「粉と水」の裏側をお見せしたいと思います。主役は、創業31年・店主の蜂谷正直。元サラリーマンという異色の経歴を持ちながら、29歳で津田沼にこの店を開いた人間の、一日の動き方をそのまま書き留めました。

こんな方におすすめ

  • ✅ 宴会やグループでの食事に使えるお店を津田沼で探している方
  • ✅ 記念日や特別な日を、落ち着いた雰囲気の居酒屋で過ごしたい方
  • ✅ チェーン系居酒屋の喧騒から離れて、ゆっくり会話できる場所を求めている方
  • ✅ 幹事として、宴会の準備や段取りに不安を感じている方
  • ✅ 鉄板焼き・お好み焼き・もんじゃ焼きが好きで、こだわりの店を知りたい方
津田沼の宴会居酒屋に密着。20人超えの夜、裏側で何が起きていたか | 粉と水

午後2時。仕込みは「量」より「比率」との戦いだった

この日のご予約は、30名様のグループ宴会。蜂谷が仕込みを始めるのは午後2時ごろからです。

まず手をつけるのは、お好み焼きの生地。長芋をふんだんに使い、一番出汁との黄金比を整えることが最初の仕事です。「粉と水」という店名はそのまま哲学でもあって、粉と水の配合をちょっとでも崩すと、あの「ふんわり感」が出ない。30人分となると量も相当ですが、蜂谷は「量が増えたからといって比率を変えるわけにはいかない」と言います。大鍋で大量に仕込んでも、味の軸はひとつひとつのお好み焼きと変わらない。そこが、この店のこだわりです。

次にもんじゃのWスープの準備。「粉と水」のもんじゃは、2つのダシを合わせた独自のスープを使っています。このスープが、他店のもんじゃと一線を画す部分。仕込みの時点からすでに、「今夜のお客様」への準備が始まっています。

冷蔵庫から出してくるのは、国産和牛のカルビ、プライムグレードのハラミ、牛タン。鉄板焼き肉の仕込みは、肉の状態を見ながら一枚ずつ確認していきます。蜂谷はここで余計な話をしない。黙って肉と向き合っている時間が、宴会の成否を決めると知っているから。

午後4時。31年使い込んだ鉄板を磨く、その意味

開店1時間前、蜂谷がていねいに鉄板テーブルを磨き始めます。「粉と水」の鉄板は、創業から31年、ずっと同じものを使い続けています。新しい鉄板には出せない「なじみ」というものがある、というのが蜂谷の考えです。

鉄板を磨きながら、今夜の席の配置を頭の中で整理していきます。30名様をどう座っていただくか。全部で40席の店内をどう使えば、それぞれのグループが心地よく過ごせるか。宴会のご予約が入ったとき、蜂谷はこの「席の設計」に相当の時間をかけます。

この日の宴会は職場の打ち上げとのこと。にぎやかに楽しみたいグループです。ただ、「粉と水」には、宴会のグループとは別に、デートや記念日でいらっしゃるお客様も毎日いらっしゃいます。淡いピンクの壁とグリーンの椅子が印象的な店内は、はじめて来た人が「あ、思ってたより落ち着いた雰囲気だな」と感じる空間です。全席禁煙というのも、静かに過ごしたいお客様には特に喜ばれるポイントです。

津田沼の駅周辺には、にぎやかなチェーン系の居酒屋が多い。だからこそ、記念日や大切な人との夜に「ちゃんと会話できる店」を探して来てくださるお客様がいます。津田沼でデートに使える居酒屋の選び方を考えたとき、この「全席禁煙・落ち着いた内装」という条件が、どれほど希少かは実感として分かります。

✓ ここまでのポイント

  • 仕込みは量が増えても「比率」を崩さない。一番出汁×長芋の配合が、ふんわり食感の核心。
  • 31年使い込んだ鉄板と、席の設計への手間が、宴会の満足度を底上げしている。
  • 全席禁煙・落ち着いた内装は、宴会だけでなくデートや記念日のお客様にも選ばれる理由になっている。

「宴会と記念日が同じ夜に、同じ店の中でそれぞれの時間を過ごしている」という場面を読んで、自分たちの夜もここで過ごせるかどうか、気になってきたのではないでしょうか。席数・コース内容・貸切条件など、予約前に確認したい情報は「粉と水」の公式サイトでまとめて確認できます。

粉と水の宴会・記念日プランを公式サイトで確認する

午後5時。開店と同時に、宴会と記念日が同じ夜に動き出す

17時の開店と同時に、最初のお客様がいらっしゃいます。この夜は、30名の宴会グループと、その日が記念日のカップルが、ほぼ同じ時間帯にご来店でした。

宴会グループへはすぐにお好み焼きともんじゃの鉄板を温め始め、スタッフがテーブルごとに焼き方の説明に入ります。「粉と水」では、もんじゃが初めての方にも分かりやすい説明カードを用意しています。スタッフが直接お手伝いすることも多い。初めてのもんじゃで戸惑っているお客様に声をかけて、一緒に作る。その場の空気が一気にほぐれる瞬間が、蜂谷は好きだと言います。

一方、記念日のカップルは少し離れた席へ。喧騒から少し距離を置いた静かな席で、ゆっくり食事を楽しんでいただくために、席の配置はこの時点ですでに決まっていました。デザートの「魔法のプリン」は、ご希望があればメッセージプレートに変更できます。この夜も、記念日のカップルのテーブルにそっとプレートを添えました。

宴会と記念日が、同じ夜に同じ店の中で、それぞれの時間を過ごしている。それを成立させるのが、席の設計と、スタッフの動きの段取りです。

「他のもんじゃ店ではリピートに繋がらなかったが、粉と水は全体的に満足度が高かった。」

ご来店のお客様

このお声をいただいたとき、蜂谷はひとつ腑に落ちた感覚があったそうです。「もんじゃって、正直、どこで食べてもそれほど変わらないと思われがちな料理なんですよ。でも、スープひとつ、鉄板の温度ひとつで、全然違う食べ物になる」。満足度の高さは、Wスープのこだわりだけでなく、スタッフが丁寧に関わるその一瞬一瞬の積み重ねだと。

午後9時。宴会の後半、場の空気を読む技術

30名の宴会が佳境に差し掛かる午後9時ごろ、蜂谷は厨房と客席の間を何度も行き来します。ラストオーダーは閉店の1時間前。この日は24時近くまでの営業ですが、宴会グループのペースを見ながら、料理の出し方を微調整していきます。

「大人数の宴会って、途中でみんなのお腹の減り具合がバラバラになるんですよ」と蜂谷は話します。最初から全力で食べているグループもいれば、飲みながらゆっくり進むグループもある。一律に料理を出すのではなく、テーブルの様子を見ながらタイミングを調整するのが、31年の経験で身につけた感覚です。

鉄板焼き肉の和牛カルビやハラミは、「食べ時」があります。鉄板の温度が下がる前に、次の肉を置くタイミング。これをスタッフと阿吽の呼吸で動かすのが、宴会の後半で一番緊張する場面です。津田沼で宴会の幹事を任されたときに知っておくべきこととして、「お店のキャパと料理の流れを事前に確認する」というのはまさにここに通じます。

宴会が終わりに近づくと、テーブルのそこここで「また来よう」という声が聞こえてきます。宴会コースは5,000〜6,500円。飲み放題もついて、30名まで対応できる店が津田沼でどれほど少ないか、幹事さんは皆さんよく知っています。仕事帰りに津田沼で居酒屋を選ぶときもそうですが、「また来たい」と思える場所かどうかが、リピートのすべてだと蜂谷は思っています。

閉店後。蜂谷が鉄板を磨きながら考えること

宴会が終わり、すべてのお客様がお帰りになった後、蜂谷はもう一度、鉄板を磨きます。朝の仕込み前と、夜の閉店後。31年間、ずっとそうしてきた。

元サラリーマンとして広告会社・出版社を経て飲食の世界に入り、神楽坂で修行して29歳でこの店を開いた。高校生のころ遊んでいた津田沼に、自分の店を出す。そのときに決めたことが今もぶれていないとしたら、それは「お客様一人一人を大切にする」ということだけだと言います。30名の宴会であっても、2人の記念日であっても、その夜がその人にとって特別な夜であることに変わりはない。

津田沼の周辺には、にぎやかで安い居酒屋はたくさんある。でも「粉と水」を選んで来てくださるお客様は、何か別のものを求めています。落ち着いた空間、ちゃんとした料理、会話が弾む鉄板の前の時間。それを31年間、同じ場所で続けてきた。

磨き終えた鉄板は、明日の朝にはまた新しい一日を迎えます。

まとめ:宴会も、記念日も、「粉と水」の一夜に収まっていた

20人を超える宴会の夜、「粉と水」では同時に、記念日のカップルの時間も流れていました。それができるのは、仕込みの段階からお客様の夜を設計している蜂谷とスタッフがいるからです。

宴会のご予約は30名〜48名での貸切も可能です。飲み放題付きの宴会コースも用意しています。宴会の幹事さんはもちろん、記念日に「どこか特別な店はないか」と探しているお客様にも、一度ご連絡をいただけたら、その夜に合った席と料理を一緒に考えます。

ご予約・お問い合わせはお電話で受け付けています。
📞 047-472-9624(火〜土 17:00〜、日 15:00〜、月曜定休)

30名の宴会と記念日のカップルが同じ夜に満足して帰っていく、その裏側に何があったかは読んでいただいた通りです。次は自分たちの夜をどう作るか、「粉と水」の公式サイトでメニュー・コース・空席状況を確かめてみてください。

粉と水の公式サイトでコースと空席を確認する